現在の本堂は、昭和36年10月に落成しました。本堂の正面真中に本尊阿弥陀如来を安置し、脇侍に（向って）右 観音菩薩、左 勢至菩薩が座しています。

また脇壇には、釈迦涅槃像・高祖善導大師・宗祖法然上人・呑龍上人尊像・平和観音菩薩が祠られており、外陣欄間には琵琶、龍笛、羯鼓、鉢を持った天女が皆様をお迎えしています。

客殿は、昭和61年12月に落成しました。

客殿は地下一階地上二階建てで、一階は60畳の大広間と3畳間、二階は20畳の中広間・10畳の広間と本格的な茶室と和室、地下は大ホール・小ホール等、150名の会席から少人数の休憩までご利用頂けます。

霊堂は、昭和55年に新装落慶しました。葬祭・法事やその他の行事の接待所、大小の地下ホール、一番上の階は、室内墓地と永代供養堂となっています。

ホールでは着席で100名以上の会食が可能で、精進落としや法事の際に御利用いただいています。

仏事に関することはもちろんのこと、会食、展示会等にもお使い下さい。ご利用の相談は、大光院寺務所までお願いします。

群馬県太田市大光院開山の呑竜上人は江戸時代の初め、徳川家康に認められて各地に寺を開き、道俗を教化しました。

そして、親のない子を引き取って育てたので、世に子育て呑竜様と呼ばれて親しまれ、現在でも子供の健康と成長を祈願する信仰が盛んです。

当山でも呑竜上人の尊像を奉安しています。

原田港湾株式会社創設者原田辰蔵、八代夫妻の発願と、一千名の賛助員の協賛功徳によって、海運安全・無縁供養・平和安寧のため建立されたものです。