2026/04
智者のふるまいをせずしてただ一向に念仏すべし
大意:【自分の持っている知識等を自慢したりせずただ一心にお念仏を称えなさい。】
別れの季節が過ぎていき、この時期は出会いの季節となりました。
入学、進級、就職、引っ越しなど春は人と人とを巡り合わせてくれる季節といえるでしょう。1月と4月は何かを始めたくなる季節です。
その何かは人それぞれ、その何かのために共に高めあう仲間、助け合う仲間、支えあう仲間と様々な形の仲間に出会うことが出来ると思います。その何かとは、部活の大会でもいいし受験でも仕事の大きなプロジェクトでもいいでしょう。また、後輩が入ってくることもあります。その後輩がいても偉ぶった態度をとっては嫌われてしまう。自分がその後輩の立場に立ってどういう先輩だと嬉しいのか、助かるのかを考えると良いのかもしれません。
浄土宗では各総大本山またその他の寺院も1月から4月にかけて法然上人の御遺徳を偲ぶ法要で御忌というものが行われます。当山住職も令和6年に大本山増上寺でお勤めをしました。この御忌法要でお称えするお念仏はまさにただ一向に念仏をする機会と言えます。
皆さまも新年度を迎え心機一転、心を落ち着かせてただ一向に精進していただければありがたいです。
(宮林 成彦)